夜働いている人の子どもは?
- ogaruchacco
- 2017年10月27日
- 読了時間: 2分
大館でハローワークをチェックしていると工場なんかは深夜の二交代勤務がよくある。そういう人は子どもどうしてるんだろう?親と同居していてジジババが見てくれるんだろうか?などと漠然と考えていた。
昨日らじるらじるを聞いていたら、「夜間もやってる保育園」というドキュメンタリー映画の監督大宮浩一がゲストで、なるほどそういうことかと納得。夜間保育園は水商売等夜の仕事の人が利用するものという偏見があるようで、実際は多忙な会社経営者、医師、マスコミ、外国人等保育が必要な事情は様々。それを知って欲しいという保育園からの手紙からスタートしたプロジェクト。全国に約80の認可夜間保育所がある。大館ではヒットしないが秋田市には24時間対応の保育施設がある(認可外?)。
独身の頃、よく疑似家族について考えていて、新しい家族の形として建築の提案をまとめたこともある。複数の家族が共同で共同住宅を建てるコーポラティブハウスはあったが、今のようにシェアハウスが一般的になる前の話。海外の映画やドラマでは知らない者同士がアパートをシェアしてる設定はよくあったが。いわゆる月9の「ロングバケーション」は1996年。
家族は選んで生まれて来たわけではないからソリが合わない事もあるが、友達は選べる。気の合う者が集まり住めばいいのではないかと。結婚する程気の合う異性とはなかなか巡り会えないし。実際のシェアハウスは気の合う友人ではなく、全く知らない者同士からスタートするんだろうが。
シェアハウス、疑似家族の話をしたのは夜間保育園が第2の家族になり、帰る場所になもなっているから。同監督の「ただいまそれぞれの居場所」では認知症患者にとって施設が帰りたい場所になり得る事例が紹介されているようだ。仕事がまずあり、絶好調なら子どもが生まれてもやめられないし、やめたくても経済的余裕がなく、やめられない人もいる。誰もが子ども最優先で働き方を変えたり、3歳神話を守れる訳ではない以上、夜間保育は一定数必要なのだ。
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