階段下を囲って収納にしようと、屋根裏に保管していて襖を出して再生.
68年前(1954;下張りの新聞から想定)の襖なので、紙が劣化していて、ちょっとぶつけるとすぐ破れてしまう上、当面使わないからぞんざいに扱って屋根裏で雨漏りに当たってシミもできていた.
襖の再生には色々な方法がある.既存の襖紙の破れを補強して上から新しい襖紙を貼る、仕上げの紙を剥がして茶ちり紙からやる、骨組みまで剥がして、下張り、茶ちり、仕上げ紙を貼る、など。枠を外さずマスキングして貼るか、枠を外してやるか.
襖紙も糊を自分でつけるタイプ、水を塗ると粘着力が出る水張りタイプ、シールタイプなどがある。枠の止め方も縦枠を折れ合い釘、上下の枠を釘で止めているものが多いようだが、ビスドメのものもある。うちのは縦枠は折れ合い釘で上下は木組みで釘なしだった。
どこまで剥がすか悩みながら、いくらか残して襖紙を直張りしてみる。裏は
雲華紙。糊と刷毛はダイソーで買った。下張り、茶チリ紙はなかったので。
素人の1枚目としてはまあまあの出来か。