目標は達成する為にある訳ではない
- ogaruchacco
- 2017年9月29日
- 読了時間: 1分
「ブレーメンのおんがくたい」(グリムのどうわより ゲルダ・ミューラー作 ふしみみさお訳)、聞いたことあるタイトルだから1度は読んだことがある気がするが中身は完全に忘却してた。年老いて用なしとなって虐待された家畜やペットのロバ、犬、猫、ニワトリがブレーメンの音楽隊入隊を目指して旅に出た途上でどうろぼう達が豪華な晩餐をしていた民家を見つけて追い払い住み着くという話。
目標に向かって一生懸命取り組んでいると、ひょんなことから別のチャンスが訪れて当初意図した方向とは違った形で成功や幸せを手にすることがある。それを瓢箪から駒とかセレンディピティとか創発と言ったり、地方創生の現場でも重要視されていたり。
夢は叶える為にあるわけではない、と言い換えても良い。
夢を叶えられるのはほんの一握りの人たちに過ぎない。多くの人にとっては、目標や夢に向かって悪戦苦闘、紆余曲折していくことが思いも寄らぬ幸運を引き寄せることに繋がるのだ。
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